宋紅松弁護士は、上海華誠（煙台）法律事務所の客員弁護士であり、知的財産チームの責任者を務めております。オーストラリア・クイーンズランド大学法学博士、中国社会科学院大学院民商法学修士、中国政法大学法学ダブル学士、中国鉱業大学探査地球物理工学学士号を取得しております。

得意分野：

特許、商標、著作権、営業秘密、地理的表示、植物新品種、集積回路配置設計、ドメイン名等を含むあらゆる種類の知的財産権の取得、活用、保護、管理、および法的リスク管理について、豊富な理論的蓄積と実務経験を有しております。知的財産に関する税関保護、行政保護、司法保護、知的財産権のライセンス、譲渡契約、ならびにデューデリジェンスやリスク管理等の業務に精通しております。英米欧日の知的財産法および国際条約に精通し、英語を実務言語として熟練して使用し、特に渉外知的財産業務に非常に強い専門性を有しております。これまで、銀行金融、バイオ医薬、海洋水産、化学材料、情報技術、ハイエンド製造、地質鉱業工学、クリエイティブ産業、文化エンターテインメント等の分野の企業に対し、知的財産関連の法的サービスを提供してまいりました。

専門職務：

煙台知的財産学院院長、煙台大学知的財産研究センター主任、煙台大学法学院教授、国家級一流知的財産専門分野責任者、博士課程指導教員を務めるほか、日本知的財産研究所特任研究員、中国社会科学院知的財産センター、欧州不法行為法研究所、米国テキサスA&M大学法学院知的財産・法律センターの客員研究員を歴任しております。

社会兼職：

国家知的財産専門家バンク登録専門家、中国（山東）自由貿易試験区煙台地区国際仲裁院院長、中国知的財産研究会理事、中国知的財産法学研究会理事、中国大学知的財産研究会常務理事、全国著作権標準化技術委員会専門家、商務部海外知的財産権保護援助センター専門家、山東省渉外仲裁百人団メンバー、山東省著作権教育科学研究モデル基地主任、煙台市医薬・健康公共技術サービスプラットフォーム知的財産センター主任、中国（煙台）知的財産保護センター専門家、威海市知的財産人民調停委員会副主任を務めております。

学術成果：

　これまでに、『世界知的財産権機関学術誌』、『米国著作権学会誌』、『欧州知的財産権レビュー』、『オレゴン国際法レビュー』、『知的財産権』、『中国著作権』、『知的財産権研究』、『中国特許・商標』（香港）、『智慧財産権』（台湾）、『電子知的財産権』、『中華商標』及び『特許法研究』等の知的財産関連学術誌に、中国語・英語の論文を30編以上発表し、そのうち複数の英文論文がSSCI、Westlaw、LexisNexisに採録されております。また、知的財産ケーススタディ教程を1冊主編し、英語と日本語の二言語による研究報告書を1冊出版しております。

　国家社会科学基金、国家留学基金、教育部、司法部、国家知的財産局、山東省ソフトサイエンス、山東省自由貿易区、山東省法学会の各研究プロジェクトを担当いたしました。国家「知的財産百千万人材工程」初の百名高レベル人材に選出されたほか、高等教育国家級教育成果賞二等賞、山東省高等教育優秀教育成果賞一等賞、山東省社会科学優秀成果三等賞、山東省大学優秀科学研究成果一等賞、山東省法学会優秀成果二等賞、オーストラリア・クイーンズランド大学国際研究賞等を受賞しております。